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2010年3月10日(水) 14:25 JST
新しい年の初めに合唱団を深く理解していただき御協力いただきクリスマスコンサートをあたたかい雰囲気の中で無事終えることができました事を厚く御礼申しあげます。
「かさじぞう」と言う心あたたまる物語の元に団員も育てる会のご父兄も一つになって制作の過程の中で心を通わせることができ、それが演奏の中ににじみ出て多くの聞いていただいたお客様の心を動かしたと思います。
“すみよし”の子ども達の声を聴けば心が洗われるとおっしゃるお客様が多くなって来ました。澄んだ響きを心をこめて歌の中に凝結することは、やはり心をさわやかに持つことと、たゆみのない練習からそのハーモニーは生まれて来るのです。
大切なのは一回一回の練習の積み重ねで、その練習の過程で心の成長と体の成長そしてそこから楽しさが生まれて来ます。すばらしい練習時間は歌う教材と指導者の知恵と真心です。“すみよし”にはそれがあるのです。だから練習に出席することは学校や塾や他の習い事では得られない幅広い豊かさが感じられるのです。
その練習の内容を理解し対応できる人は練習時間を守り大切に思い、楽しさがわかるのです。そしてそのレベルの高さが励みにもなるのです。練習をいいかげんにしていると内容も理解できないし真の楽しさがわからなくなってしまいます。これは団員だけでなく家庭の方々にも理解御協力していただかないと成り立たないことです。自分の心にも聴いて下さる人々の心にも響く歌は、練習の中からしか出て来ないのです。
けれど今子ども達の置かれている環境はあまりにも忙し過ぎます。その中で合唱団活動をすることは大変なことです。でも賢明な判断力で子ども達は時間を作り、かけがえのない今しか学べない貴重な体験を勇気を出して頑張っています。“すみよし”にとって一回一回の出演は次へのステップであり命です。先輩達の輝かしい伝統を受け継いで今日があるのです。どうぞ子ども達をしっかり支え明日のすみよしを築けるよう御協力をお願いします。
松前幸子
昨年、研究生は、クリスマスコンサートのほかに長池幼稚園、住吉区民クリスマスコンサートの出演があり、合唱を通して人と人の心をつなぎ、合唱の素晴らしさを感じることができました。
研究生を指導するにあたって歌を歌う楽しさ、喜びを幼いころに感じることを大切にしています。合唱団は、幼稚園から高校2年生までの長い時間をかけて、音楽教育、心の教育を行う場所です。何事もそうですが、何かをはじめた時は、夢、希望、楽しさで一杯です。ただ、残念なことに合唱団に入団して、2、3年で団を去ってしまう子どもたちと話すと「もっとほかの事をしてみたい」「塾で忙しい」「歌の才能がない」という言葉を聞きます。確かに今の世の中、いろいろなことを選択できる時代ですが、何かひとつのことを続けられる力こそが、人間としての大事な性格を作り上げていくのはないでしょうか?合唱団を通して、こつこつとひとつずつ積み上げていくことを生きがいと感じてくれる大人に育ってほしいのです。
子どもたちは、大人をしっかり見つめています。だからこそ、信念を持って入団の日から卒団を迎えるまでお子さんたちを応援してあげていただきたいのです。そのためにも、研究生の練習は、歌うことが楽しい、気持ちいい、たくさんの出会いにドキドキする時が過ごせるよう、私も頑張ります。
四月の定期演奏会では、ドイツの歌「森の妖精」を歌います。研究生の生き生きとした合唱を楽しみにしていてください。
中村 恵美
研究生のHPが出来ました。
http://homepage3.nifty.com/sumiyoshi-kenkyusei/
これまで,合唱団のホームページとして当サイトがありましたが,研究生に関する情報はあまり載せられていませんでした.しかしながら,ここ数年,研究生として入団してみようかな,と考えている方々はウェブサイトから情報を得ることが多く,その重要性が高まってきました.多くの人に情報を発信して合唱団の楽しい活動を知っていただくとともに,研究生たちにも思いがけないニュースの速報を伝えたり,連絡事項を伝えたり,写真やムービーなどを自分たちの活動の記録として活用してもらったり,とウェブサイトの威力は計り知れません.このような情報伝達手段があるのにこれを利用しない手はない!というわけで,研究生のウェブサイトを独立に公開するに至りました.
制作者から一言ですが,まだまだ見にくいところ,使いにくいところも多くあり,申し訳ありません.今回が初めてのサイト作成ということでお赦しください.これからたくさんの情報をアップし,外見もバージョンアップしていく予定です.このウェブサイトを皆様が楽しくご覧になり,少しでもすみよし少年少女合唱団の発展につながればと思います.これからもすみよし合唱団研究生をよろしくお願いいたします.
『夢をあなたに!ニューイヤーサウンド'08』
~1月4日(金)宝塚大劇場にて
池田市立呉服小吹奏楽部の演奏で第46回アマチュアトップコンサート夜の部が開幕しました。
すみよしは「明日に向かって夢を」と題して『スターライトエキスプレス』・キャッツより『Rail Way Cat』・アニーより『Tomorrow』の3曲を披露しました。卒団生で現在東京芸術大1年川口大地さんが登場し、舞台中央でちょこんと正座し、客席に向かって新年のご挨拶をすると、会場の雰囲気がほぐれて和やかになりました。
今年は例年にも増して各参加団体のレベルが高いように感じました。アマトップは選ばれなければ出場することができないコンサートです。来年も宝塚の舞台に立てるよう、団員の皆さんは1回1回の練習を大切に、そして私たち保護者は子どもたちが練習に打ち込めるよう見守っていきたいですね。
今年も「クリコン」の季節がやってきました。前日からの雨もやみ、コンサートの始まる時間には晴れ間も見えてきました。開演の数時間前から、子どもたちがステージでリハーサルをしている間、ロビーや楽屋では保護者の役員や、OBやOGの皆さんが打ち合わせをしたり、準備に走り回ったりしています。たまには思わぬハプニングやトラブルが起こったりもしますが、たくさんのお客様に楽しんでいただこうと、毎年みんなで和気藹々と準備しています。
第一部 (1)ヨーロッパの歌
小6以上の子どもたちがヨーロッパの合唱曲を歌います。最初の「Salve Regina」は、聖母マリアを讃えた歌で、現代のスペインの作曲家であるハビエル・ブストさんの作品でした。2曲目の「Ave Maria」は最近CMでもよく耳にする曲ですが、実はバロック初期のジュリオ・カッチーニというイタリアの作曲家の作品です。何百年の時空を超えて、さまざまな時代のすばらしい音楽に触れることのできるわたしたちは幸せです。
(2)クリスマス・キャロル集「新しい星光った」(林光編曲)
小5の子どもたちも加わって、林光先生編曲のクリスマス・キャロル集を演奏しました。近年は団員数が少し減って、声量などの面で少し心配していたのですが、このステージではとてもよく声が伸びており、美しいクリスマスの歌を十分に楽しませてもらいました。ペンライトの演出も効果的で、厳かな中にも華やかさのあるステージに仕上がっていました。
第二部 (1)可愛い研究生 「ハッピー!!ディズニー」
いつもかわいらしい研究生のステージです。おなじみのディズニー・メドレーですが、前田先生の編曲がすばらしい!みんなが楽しんで歌えて、しかもすごくおしゃれな和音が散りばめられています。研究生のみなさんの練習の成果がとてもよく現れており、ノリノリで、見ているこちらがハッピーになるようなステージでした。
(2)特別出演 渡辺有希子さん(ヴァイブラフォン)
打楽器奏者の渡辺さんによるヴァイブラフォンの演奏です。何本もの「ばち」を自由自在に操り、魔法のように美しい音を響かせて、わたしたちを夢の世界に導いてくださいました。聞いているとさまざまな音の「色」が見えてくるようで、とても暖かい気持ちになってきました。
(3)ポピュラー・ステージ
高校生が中心となって自分たちで企画する、若さあふれるステージです。踊りもよくそろっていて迫力がありました。ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」を聞いていると、本当に世界中の人々がみんな幸せになれるといいのにな…と願わずにはいられません。みんなの歌の力が、客席にも伝わってきたように思います。
第三部 合唱ミュージカル「かさじぞう」
みなさんよくご存知のお話を合唱ミュージカルにした作品です。民話ですが、音楽は全体的にとてもリズミカルで、演出もどことなくユーモラスです。なかなか見ごたえのあるステージに仕上がっていました。ソロも合唱もよく声が出ていて、表情豊かに歌えていたと思います。お地蔵さんの登場シーンがとても微笑ましくて印象的でした。いつもながら、衣装も手が込んでいて本当にすてきです。登場人物はみんな、真っ正直に生きる欲のない善人ばかりで、「偽」なんて文字が行き交う世知辛い現代に生きる身として、何か大切なものを思い出させてもらったような気もしました。
今年もクリスマスに、子どもたちから元気をもらえたように思います。がんばったみんなに拍手です。世の中の変化とともに、子どもが合唱団の活動を続けていくことは、年々難しくなってきているのかもしれません。それでも、みんなの「歌がすき!」という思いが伝わってくる、すばらしいコンサートでした。こうした経験を積み重ねていくことで、子どもたちの中には、偏差値では計れないものが間違いなく育っていると感じています。
H19.9月19日(水)シンフォニーホールでカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」にすみよし少年少女合唱団が出演しました。
指揮者下野竜也氏、管弦楽大阪フィルハーモニー交響楽団、独唱(S)半田美和子さん・(T)五郎部俊朗さん・(B)田中勉さん、合唱大阪新音フロイデ合唱団・すみよし少年少女合唱団と一流メンバー揃い!
作曲者オルフはドイツ生まれ、10代からオペラや合唱曲を作り、41歳で「カルミナ・ブラーダ」を作曲。歌詞内容は若者や恋愛、酒や性など世俗的。オーケストラと3人の独唱者、大・小合唱、児童合唱、曲は5部分からなり、すみよしは第3部の「愛の神はどこへでも」「楽しい季節」を立派に歌いました。
オーケストラとの共演で、貴重な経験が出来たと思います。220名のフロイデ合唱団の迫力ある歌、ソリストの豊かな歌唱力を楽しみました。
すみよしの合唱は、清らかな歌声でホッとする和みのひとときになりました。生きるエネルギーに溢れた、すてきな演奏会でした。
喜歌劇楽友協会第52回定期公演・OKBオペラシリーズVol.24
ビゼー作曲 カルメン オリジナル全4幕
世界で最も上演回数の多いオペラ「カルメン」
フィギアスケートの浅田真央ちゃんも、今シーズンのエキシビションでこの曲を使っていました。
カルメン(プロスペル・メリメの小説)は、実際の事件を題材にした悲恋小説で、情熱・愛・誘惑・裏切りそして死をモチーフにしています。このモチーフに心惹かれた作曲家ビゼーが全4幕からなるオペラに仕上げました。「カルメン」を初演した当時のビゼーは、ひとつのヒットすら出していない貧乏作曲家で「カルメン」初演から3ヶ月後36歳の若さで急逝しました。
初演から悪評を得た「カルメン」は8年間お蔵入りしたのですが、ビゼーの死後友人のギローが台詞をレチタティーボ(音楽における独唱様式の一種)に改作してウィーンで再演し見事成功しました。
5月19日(土)・20日(日)喜歌劇楽友協会の定期公演(森ノ宮ピロティーホール)で、すみよしの中・高生は本格的な衣装を身につけ情熱的なオペラ「カルメン」の1幕と4幕に出演し、大人達に混じってきれいな歌声を披露しました。
今回出演させていただいた喜歌劇楽友協会は、オペレッタやオペラを広く大衆に普及することを目的に1982年に創立されました。現在メンバーは80名、年2回の定期公演の他、学校公演も行っている関西唯一のオペレッタ専門団体です。この喜歌劇楽友協会の方たちとすみよしの中・高生は数回の合同練習を重ね当日を迎えました。少ない合同練習でしたが、そう思えない堂々とした子ども達でした。
高三生は、この「カルメン」出演が卒団式(5/27)前の最後の出演となり、いい思い出になったと思います。
第1部
(1) 中高生「ヨーロッパの歌(ブルガリアの歌)」
今年の定演は楽しいブルガリアの歌で幕開けです。
ヨーロッパの歌には音楽を愛してきた人たちの歴史が刻み込まれているような気がします。
言葉はわからないのですが、ハーモニーや旋律の織りなす美しさや楽しさに引き込まれるステージでした。
歌詩を覚えるのも大変だったろうな・・・と思いつつ、素直な心で音そのものと向き合い、それぞれの曲を楽しんで歌っている子どもたちを頼もしく感じました。
(2) 「ピアノの音」
今度は日本を代表する絵本作家、長新太さんの歌詩に斉藤ネコさんが曲を付けた組曲です。
ユニークでちょっぴり不思議な詩の世界にぴったりの曲がとても素敵でした。
不思議な和音をしっかりと表現してくれるすみよしの実力も再確認。
それぞれの曲の前に入る朗読も非常に効果的で、しばしお話しの世界に入り込んだような気分になりました。
第2部
(1) 可愛い研究生「ミイコ」
まず、今年の研究生はとても難しい課題に取り組んだんだなと感心しました。
あの「チコタン」を生んだ蓬莱泰三、南安雄という黄金ペアの作品で、「ちいさなこどものための」と銘打ってはあるものの「いじめ」という古くて新しい問題に取り組んだ高度な作品だと思います。
でも、みんなが消化不良を起こさずに、それぞれのレベルで作品と懸命に向き合っている姿が伝わってきて、本当に素晴らしかったと思います。
がんばった研究生に拍手!
(2) 「DISNEY(ディズニー)」

躍動感みなぎるステージでした。
やっぱりこういうステージは、子どもたちの表情も一味違います。
いつもながら振り付けや演出も本当に洗練されています。
日頃のたゆまぬ練習の成果をあらためて感じました。
全員の振りはぴたっと合っているのに、一人ひとりを見るとそれぞれの個性がきちんと表現されているところが、本当に魅力的です。
第3部「沖縄のスケッチ」

児童合唱、テノール、三弦と太鼓、そして連弾によるピアノを合わせたとても贅沢なステージでした。
このステージは忘れられないものになりそうです。
もちろん合唱も素晴らしかったのですが、寺嶋先生と前田先生のものすごく呼吸の合った連弾によるピアノの素晴らしさ、松原くん(もう「くん」付けで呼ぶのは失礼かもしれませんね)の伸びのあるテナーの豊かな響きにすっかり聴き入ってしまいました。
関西の人間にはそれほど馴染みがあるわけではない沖縄民謡を素材とし、音楽的にもとても難易度の高い作品であったにもかかわらず、演奏のレベルの高さと華やかさで観客を魅了したステージでした。

すみよしの先輩が第一線の音楽家として活躍されていることは、後輩にとっても誇らしく、励みになることだと思います。
また、東京ではこういう作品を演奏する機会が割とあっても、大阪では「すみよし」あればこそだと思います。
大阪の文化を支えるすみよしの役割の重さまでも実感させられた一日でした。