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2007 第33回定期演奏会

第33回定期演奏会 2007年4月22日(日)2:00PM メルパルクホールにて

第1部

(1) 中高生「ヨーロッパの歌(ブルガリアの歌)」

今年の定演は楽しいブルガリアの歌で幕開けです。
ヨーロッパの歌には音楽を愛してきた人たちの歴史が刻み込まれているような気がします。
言葉はわからないのですが、ハーモニーや旋律の織りなす美しさや楽しさに引き込まれるステージでした。
歌詩を覚えるのも大変だったろうな・・・と思いつつ、素直な心で音そのものと向き合い、それぞれの曲を楽しんで歌っている子どもたちを頼もしく感じました。

(2) 「ピアノの音」

今度は日本を代表する絵本作家、長新太さんの歌詩に斉藤ネコさんが曲を付けた組曲です。
ユニークでちょっぴり不思議な詩の世界にぴったりの曲がとても素敵でした。
不思議な和音をしっかりと表現してくれるすみよしの実力も再確認。
それぞれの曲の前に入る朗読も非常に効果的で、しばしお話しの世界に入り込んだような気分になりました。

第2部

(1) 可愛い研究生「ミイコ」

まず、今年の研究生はとても難しい課題に取り組んだんだなと感心しました。
あの「チコタン」を生んだ蓬莱泰三、南安雄という黄金ペアの作品で、「ちいさなこどものための」と銘打ってはあるものの「いじめ」という古くて新しい問題に取り組んだ高度な作品だと思います。
でも、みんなが消化不良を起こさずに、それぞれのレベルで作品と懸命に向き合っている姿が伝わってきて、本当に素晴らしかったと思います。
がんばった研究生に拍手!

(2) 「DISNEY(ディズニー)」


躍動感みなぎるステージでした。
やっぱりこういうステージは、子どもたちの表情も一味違います。
いつもながら振り付けや演出も本当に洗練されています。
日頃のたゆまぬ練習の成果をあらためて感じました。
全員の振りはぴたっと合っているのに、一人ひとりを見るとそれぞれの個性がきちんと表現されているところが、本当に魅力的です。

第3部「沖縄のスケッチ」


児童合唱、テノール、三弦と太鼓、そして連弾によるピアノを合わせたとても贅沢なステージでした。
このステージは忘れられないものになりそうです。

もちろん合唱も素晴らしかったのですが、寺嶋先生と前田先生のものすごく呼吸の合った連弾によるピアノの素晴らしさ、松原くん(もう「くん」付けで呼ぶのは失礼かもしれませんね)の伸びのあるテナーの豊かな響きにすっかり聴き入ってしまいました。
関西の人間にはそれほど馴染みがあるわけではない沖縄民謡を素材とし、音楽的にもとても難易度の高い作品であったにもかかわらず、演奏のレベルの高さと華やかさで観客を魅了したステージでした。

すみよしの先輩が第一線の音楽家として活躍されていることは、後輩にとっても誇らしく、励みになることだと思います。
また、東京ではこういう作品を演奏する機会が割とあっても、大阪では「すみよし」あればこそだと思います。
大阪の文化を支えるすみよしの役割の重さまでも実感させられた一日でした。




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